南海トラフに備えよう。下関版
南海トラフ地震が発生した場合、下関周辺にも津波が到達する可能性があります。
下関周辺で今後起きる可能性のある地震は南海トラフ地震とF60断層地震が予想されています。2つの地震で津波被害が予想されている区域が異なります。これは震源域が異なるからです。
南海トラフ地震では最大震度5弱、F60断層地震では震度5強の地震が予想されています。
津波の到達予想時間も異なり、南海トラフでは地震発生後4時間5分で到達します。
F60断層地震では43分で津波が発生する予想となっています。
津波の高さは南海トラフの場合3.8メートル、F60断層地震の場合が3.2メートルと予想されています。
また、周防灘断層群による地震も今後30年間に発生する可能性もあります。
下関市の津波ハザードマップからの抜粋と各地域の居住人口を照らし合わせてみました。
人口の多さをヒートマップで表しています。濃い青が人口が多い地区です。
清末方面の方、「地震が起きたら線路を越せ」ですね。
海沿いには色が入っていませんが、高台になっているのかなあ。埋め立てっぽいから海抜低そうだけど。。。このエリアは河川付近の土砂災害、地滑りや急傾斜地の崩落への注意が必要です。
ここまでくると津波被害は少なくなるようです。
その代わり、土砂災害、土石流等の被害が想定されています。
以上申し上げましたのは個人的な見解ですので、各個人で情報を収集していずれ訪れる地震に備えましょう。
F60断層地震は被害が及ぶ地域が全く異なります。そちらはまた別に記事にしたいと思います。